国別のIPアドレス

すべてのグローバルIPアドレスは何らかの組織に割り当てられ、すべての組織はいずれかの国に登録されています。その記録を集計すると、アドレス空間が実際にどう分配されているかが見えてきます。それはインターネット利用者の分布よりもはるかに偏っています。

割り当ての仕組み

IANAは大きなブロックを五つの地域インターネットレジストリに渡します。それぞれが世界の一部を担当します。

レジストリ担当地域
ARIN米国、カナダ、カリブ海の一部
RIPE NCC欧州、中東、中央アジア
APNICアジア太平洋
LACNICラテンアメリカとカリブ海
AFRINICアフリカ

各レジストリは自らの在庫から会員ネットワークへ割り当て、どのブロックがどこへ渡ったかを毎日公開しています。このファイルが、ここにあるすべての国別ページの土台です。

分配が不公平に見える理由

IPv4の割り当ては人口ではなく歴史をなぞっています。早期に接続したネットワークははるかに緩い規則のもとでブロックを受け取り、誰もそれを回収しませんでした。結果として、ひと握りの先行国が人口とはまるで釣り合わないIPv4の割合を保有し、接続が遅れた人口の多い国々はCGNATの上で動いています。

IPv6にはその制約がありません。だからこそ普及率は、IPv4が最も不足していた場所で最も高くなっています。

国別ページ

以下の各国ページでは、IPv4とIPv6の割り当て、地域レジストリ、そしてアドレス数で見た主要ネットワークを掲載しています。

国の一覧を見る

239の国と地域

よくある質問

このデータの出典は?

五つの地域インターネットレジストリが毎日公開している委任統計ファイルと、公開されているIP-ASN対応表を組み合わせています。

小さな国が大量のアドレスを保有しているのはなぜ?

割り当ては人口ではなく、その国のネットワークがいつインターネットに参加したかを反映するからです。学術網や商用網が早かった国は規模から想像される以上に大きなブロックを保有しており、その割り当てが回収されることはありませんでした。

保有しているアドレスはその国で使われているのですか?

必ずしもそうではありません。ブロックは組織の所在国に登録されますが、その組織はどこにでも経路を出せます。IP位置情報が外れる理由の一つがこれです。

関連ツール